甘い丘。
遅ればせながら。
平成21年度(第64回)文化庁芸術祭。
芸術祭新人賞。
おめでとうございます、桑原裕子さん。
わたしが劇団KAKUTAに触れたのは。
高校2年生のころ。
文化祭で上演する劇の脚本を探していました。
そして魅かれたのが。
劇団KAKUTAの「南国プールの熱い砂」。
謎を謎のまま。
それぞれ大人になって再会した彼らの。
日常から離れた日々が。
じんわりと切なくて脆くて優しかった。
脚本を候補に入れさせてください。
そうお願いしたら。
快く承諾してくださって。
脚本も送ってくださった。
色々な紆余曲折を経て。
結局その脚本を文化祭で演目とすることはできなかったけれど。
わたしは未だにあれをやりたかった。
だから今回のことはすごく嬉しい。
甘い丘。
まだ見れてはいないけれど。
本も出るそうなのでぜひ入手します。
本当におめでとうございます。